今朝旦那さんを送って行った帰り道、なんだかお空がぼんやりしているなぁと思ったので、
トンネルを使わずに六甲山を上ることにしました。
やわらかな朝日に出会える気がしたのです。
山の上は雪が積もっていて、やはり寒く、手がかじかんでしまったけれど、
やわらかな朝日がゆーっくり昇ってくるのを見ていると、なんだか元気が出てきました。
温かいお味噌汁が飲みたくなって、そのまま実家へ。
まだ両親が起きて来ないうちに台所でごそごそとお味噌汁を作り、ご飯を炊きました。
久しぶりに立った実家の台所は、相変わらずごちゃごちゃしていて、
でも使いやすくて、少しほっとしました。
包丁が随分切れなくなっていたので、砥石を出してきてシャーシャーと砥ぎました。
これも誰かに直接習ったわけではないので、かなり自己流ですが、
まぁ切れるようになれば何でもいいかー・・・と。いいのかそれで。
旦那さんは朝ごはんを食べる習慣が無いらしく、しかも朝早くに出掛けるので、
私はひとりで食べたり食べなかったり。
やっぱりごはんはひとりより誰かと食べるのが美味しいなぁとしみじみ。
両親と3人で食べた今日の朝ごはんは、本当に何の変哲も無い普通の朝ごはんだったけれど、
とても満たされるものでした。
こういう当たり前の家族の風景を自分の子どもにも残してあげたいなと願います。
いくら良い素材で手の込んだ料理を作っても、それだけでは多分満たされないし、
健康になれない気がします。
たとえ素材が良くなくても、簡単な料理でも、おむすびひとつでも、誰かと分かち合ったり、
お喋りしたりしながら、美味しく楽しく頂く事ができたなら、
それが一番健やかな事なんじゃないかなと思っています。
目の前にいる家族と、その家族との会話が、なによりもご馳走。
私はいつも誰かがそばに居て、一緒にごはんを食べられる環境なので、
本当にありがたいなと感じています。
いつもありがとう。
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