先日旦那さんと産院に行ってきた。
一緒に診察室に入って、エコーで子宮内の様子も見た。
前回は1.2cmの丸く白い影だったのに、たった二週間で2.5cmの2頭身に。
しかも短い手足が出てきていて、まるでテディベアみたいだった。
その短い手足でもぞもぞと動く姿は何とも可愛らしく、愛おしかった。
今まで感じた事のない感情を覚えたのだった。
旦那さんも感動していた。
今9週で、出産予定日は7月22日だそう。
ここにまた感動。
なぜかというと、去年のちょうどその頃(たしか7月の第3日曜だった)、
旦那さんと初めて出会い、そして一年後の今年7月19日に婚約し、
来年の7月には自分達の子どもが生まれるのだ。
とても自然に。
昨夜旦那さんに、『サンタなんて居ない』と言われてショックを受けるような、
子どもな私が親になる。
それはとても不思議なことであり、奇跡的なことである。
どの時代の親も、きっと最初は自分がちゃんと親になれるのかと不安を覚えるのだろう。
それでもいつの時代も子は生まれ、親は親になっていく。
こうやって命は受け継がれてきたんだな。
例えどこかで失敗したと思っても、たぶん失敗なんて存在しなくて、
それも通るべき道なのだから、大腕を振って生きよう。
そして大腕を振って(ありがとう!と手を振って)死ぬのだ。
生きることも死ぬことも等しく尊い。
命について考える。
冬の日々。
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